遠い昔さ 見飽きたはずの街並みが夕暮れに染まる頃
駆け抜けた子供達は 風に舞い夢の中に生きた
数えきれぬほどの楽しみや恋を抱え
時間が足らなくてもいつも息急いでいたね
まだ見えぬ未来に 想いを託して
うまく言えない自分が もどかしく感じていた
靴を脱ぎ捨てて風に吹かれて
輝いた場所を振り返れば
A Long Years Ago あれから何が変わったかい
ついこないださ 忘れたはずの想い出が鮮やかによみがえる
あの娘の素敵な笑顔は 今もまだ変わらないままだね
流れゆく年月は 目まぐるしささえ覚え
東京の街は少し住みづらくなったね
追いかけてもいつも たどり着けなかった
何かを求めていても チカラが足らなかった
誰かが叩くドアの音で
背中を押されて気が付けば
A Long Years Ago あれから何か変わったかい
昨日のことさ 今でもすぐに行けるはず じゃれあった裏通り
あいつのシャレたジョークも 変わらずに笑いを誘ってた
叫んでも誰も聞いてくれなかった時も
笑顔に涙を溜めた自分がそこにいたね
雨の日の夜は遠い夢物語
聞かせてやりたい君に いつの日かふたりで
また出会える時があるならば
その日のために生きていける
A Long Years Ago あれから何か変わったかい
A Long Years Ago 自分にも問いかける
A Long Years Ago これから長い時間が経ち
A Long Years Ago またこの場所に戻れるさ